空き巣による犯行を疑う割れ方とは
ガラスが割れる原因として、経年劣化・熱割れ・錆割れの3つ紹介しておりますが、これらとは違う割れ方をしている場合があります。
その場合に注意していただきたいのが「空き巣」による被害です。
空き巣によるガラス割りの場合は不審な点が多く、素人の方が見ても分かる程ですので、新しいガラスなのに割れたという場合は空き巣を疑いましょう。
泥棒の割り方には特徴がある
空き巣がガラスを割った場合の割れ方には特徴がありますので、ご紹介します。
まず、「三角割り」という割り方についてご紹介します。
こちらは昔から日本に存在している空き巣の手口です。
海外製のガラス窓の場合、この三角割りを想定して作られてない為、海外製の窓に交換を考えている方は要注意です。
この手口は、窓のサッシとガラスの間にあるゴムに鋭利な物を指してこじ開ける方法です。
これを窓の鍵部分で行うと通常のガラスならすぐに割れてしまいます。
音もあまり出ない為気づくことなく鍵を開けられてしまいます。ヒビの特徴としては、不自然に鍵部分にヒビがあります。
続いて、「打ち破り」という割り方についてご紹介します。
こちらはバールなどの物をガラスに当ててガラスを破壊する方法です。
物を当ててガラスを破壊する為大きな音がなります。
その為、騒音が大きい工事中の建物の近くや線路脇などの家の窓ガラスを狙う傾向があるようです。
ヒビの特徴としてはガラスに何回か当てたような跡が複数残ります。
最後に、「焼き破り」という割り方についてご紹介します。
あまり見かけることのない方法ですが、近年増えてきている方法です。
窓の鍵付近にライターやバーナーなどで熱して、焦げてもろくなったガラスに穴を開ける方法です。
ヒビの特徴としては鍵付近にあぶったような跡と穴があります。
泥棒の犯行だった時は
このように空き巣が開けた窓ガラスの穴には手口によって違いはありますが、素人が見てもすぐに空き巣の仕業だと分かると思います。
家の中を荒らされていなくてもこのような窓ガラスのヒビや穴を見つけたら、窓ガラスを交換する前に必ず警察に相談をしましょう。
その後に業者に依頼をして、予算に余裕がある場合は防犯性能が高い防犯ガラス選ぶとより安心でしょう。
それでも不安という方はホームセキュリティもおすすめします。
しかし、予算の関係でそこまで性能の良いガラスに交換ができないという場合は、防犯シールやステッカーで貼ることで空き巣に侵入を諦めさせる方法があります。
防犯ステッカーは空き巣が侵入してきそうな場所に貼り、不審者の犯罪を起こす気力をなくす効果がある為、お手軽に防犯対策ができます。
シールの他にも防犯用ダミーカメラなどもあり、予算に合わせて設置するのもおすすめです。